地域政策の有効性をどのように見極めるか
わが国全体で人口減少、少子高齢化が進む中、地方都市や中山間地に位置する地域では、これまでの社会減に加えて自然減が追い討ちをかけ、地域活力そのものが縮小し、その存続自体が危ぶまれる状況も指摘されています。
持続可能な地域社会のためには、経済の自立そのものが必要ですが、これまで多くの地方都市で推進されている経済政策には、地域の産業構造や好循環化にいかに寄与するかという点を十分にふまえていなかったために、必ずしも期待された効果が現れていないものも多くなっています。また、産業の空洞化や海外からの攻勢に押され、地方都市の基盤産業も基盤たり得なくなってきている状況が顕在しています。
このため、地域の産業振興、経済活性化方策の推進には、対象となる地域経済の構造を客観的に評価・分析した上で、その強みを伸ばす戦略策定を進める必要があります。
豊かさにつながる賑わい創出に向けて
当社では、マーケティング調査、ビックデータ解析、文献・統計的傾向等を通じて、地域経済圏内外におけるポテンシャル抽出を行うことにより、マクロ・ミクロ両面の視点から経済循環をひもとき、持続可能な産業振興計画、成長戦略の立案につなげています。
その他、政策の「効き目」を把握する効果分析、しごとを生み出す就労創出事業、人づくり・担い手づくりのためのRESASを活用した市民参加型の経済政策立案、起業家育成等にも主眼を置き、地域オール体制で活性化が展開できる取り組みを進めています。 |
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取り組み事例