2024/03/15
マレーシア・ラブアン国際教育会議・交流等について
マレーシア・ラブアン連邦領の教育庁からの依頼を受け、国際教育会議出席及び現地視察・交流を行ってきました。
国際会議は、各学校の校長や関係者がそれぞれの研究テーマについて発表を行う場として位置づけられていました。今回は会議に出席するだけでなく、現地の小学校や第二次世界大戦における太平洋戦争の戦争遺跡・記念碑を多数視察するとともに、ミュージアムにも訪れることで、ラブアン連邦領の教育、歴史・文化を学ぶこともできました。
特に、ラブアン連邦領には、ボルネオ戦没者の碑があり、少なくとも現マレーシア領内において、日本政府によって建てられた公式の慰霊碑があるのは、ラブアン連邦領の平和慰霊公園だけとなっています。
その他、今回の視察の中では、行政職員や小学校教員、地元スポーツクラブ等と意見交換・交流の機会を持つことができました。
多様な交流事業の可能性を含んだものとなり、今後この実績を活かしてマレーシアと日本双方の歴史・文化、さらには人の交流を図るなど、地域経済の活性化や人と人との絆づくりに寄与する交流事業を提案・展開していきます。